【2023年版】MetaMask(メタマスク)に暗号資産を送金する方法を解説【初心者向け】

「暗号資産(仮想通貨)取引所で購入したイーサリアムはどこで保管すればいいのかな…」

「暗号資産を保管するウォレットへの送金方法を知りたいな…」

このような悩みをもつ人に向けて、メタマスクに暗号資産を送金する方法を画像付きでわかりやすく解説します。

結論、メタマスクへの送金は、簡単にできます。

この記事を見て、手順通りに行えば簡単に送金できるので、安心して記事を読み進めてくださいね。

MetaMaskにはビットコインやイーサリアムなど、色んな種類の暗号資産を保管できるのかな?

MetaMaskはイーサリアム系暗号資産のウォレットです。その為、ビットコイン(BTC)は保管できません。

イーサリアムのネイティブトークンであるイーサリアム(ETH)をはじめ、テザー(USDT)、マナ(MANA)など、様々なERC-20トークンを取り扱うことが可能です。

ERC-20はイーサリアム上で発行されるトークンの標準規格であり、多くのプロジェクトがこの規格に従ってトークンを発行しています。

今回の記事では、イーサリアム(ETH)と、マナ(MANA)をメタマスクへ送金する方法を解説します。

では、やっていきましょう!

MetaMask(メタマスク)とは

メタマスクは、イーサリアムブロックチェーン上で動作する暗号資産(仮想通貨)ウォレットです。

数あるウォレットの中でもっともポピュラーな存在で、世界中で利用されているウォレットが、このメタマスクとなります。

暗号資産をウォレットに保管するメリットは何かあるのかな?

暗号資産をウォレットに保管することで、ハッキングや不正アクセスからの保護が可能となり、セキュリティが向上します。ウォレットは、暗号化技術によって保護された専用の保管場所です。

また、クリプト系メタバースのDecentraland(ディセントラランド)のログイン時に、ウォレットとの接続が必要となります。

Decentraland(ディセントラランド)とウォレットの接続方法については、Decentraland(ディセントラランド)の始め方をわかりやすく解説【初心者向け】を参考にしてみてくださいね。

MetaMask(メタマスク)の3つの特徴

メタマスクには大きく3つの特徴があります。

  1. セキュリティレベルの高さ
  2. 安心の日本語対応
  3. ユーザーフレンドリーな操作性

セキュリティレベルの高さ

メタマスクは、暗号資産にアクセスするための「秘密鍵」があります。

この「秘密鍵」と「安全なパスワード設定」により、高いセキュリティを発揮してくれます。秘密鍵はユーザー自身が管理するので、不正や情報漏洩など運営サイドの不祥事による資産の損失を防ぐことが可能です。

安心の日本語対応

メタマスクは、日本語に対応しています。

英語が苦手な人でも安心して利用可能です。

ユーザーフレンドリーな操作性

メタマスクは、スマホアプリ版・Webブラウザ版ともに利用できます。

ブラウザの拡張機能として提供されるため、簡単にインストールが可能です。シンプルで使いやすいインターフェースも魅力の1つといえるでしょう。

以上の観点から、ウォレット作成する際は、MetaMaskをおすすめします。

Coincheck(コインチェック)からMetaMask(メタマスク)に暗号資産を送金する方法

まず、国内の暗号資産(仮想通貨)取引所であるCoincheck(コインチェック)からメタマスクに暗号資産を送金する方法を解説します。

Coincheckの口座開設がまだの人は、Coincheck(コインチェック)の口座開設方法をわかりやすく解説【初心者向け】に画像付きで詳しく開設方法を書きました。ぜひ参考にしてみてください。

送金は非常に簡単で、2ステップで完了します。

  • MetaMask(メタマスク)のインストール・作成を行う
  • Coincheck(コインチェック)にMetaMask(メタマスク)のアドレス(宛先)を追加し、送金する

MetaMask(メタマスク)のインストール・作成を行う

Google Chromeのウェブストアからメタマスクの「Chromeに追加」をクリックします。

拡張機能にメタマスクが追加されます。ブラウザ上で自動的にメタマスクのページが開くので、「新規ウォレットを作成」をクリックしましょう。

「MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い」が表示されるので、内容をよく確認して問題がなければ「同意する」をクリックします。(「結構です」を選択しても問題なくウォレットの作成は可能です)

8文字以上のパスワードを設定し、チェックボックスにチェックを入れた上で「新規ウォレットを作成」をクリックします。

メタマスクウォレットが作成され、12個の単語からなるシークレットリカバリーフレーズが生成されます。

シークレットリカバリーフレーズは、ウォレット復元の際に必要となるので、紛失や流出を絶対しないよう厳重に管理しておいてくださいね。

ランダムに表示されたフレーズを適切な順番で選択し、「完了」をクリックします。

以上でメタマスクの作成は完了です。

メタマスクのセキュリティ強化に関しては、【ハッキング対策】MetaMask(メタマスク)で複数アカウントを作る手順を解説で画像付きで解説しています。ぜひ、あわせて読んでみてくださいね。

Coincheck(コインチェック)にMetaMask(メタマスク)のアドレス(宛先)を追加し、送金する

次に、Coincheck(コインチェック)にMetaMask(メタマスク)のアドレス(宛先)を追加します。

メタマスクのアドレス(赤枠部分)をコピーします。

Coincheck(コインチェック)の公式サイトにログインし、「暗号資産の送金」をクリックします。

今回はイーサリアム(ETH)を送金します。

  • 「送金する通貨」に「Ethereum」を選択する
  • 「送金先」の「追加/編集」をクリックし、さきほどコピーしたMetaMaskのアドレスを送金先として追加する
  • 「送金目的」を選択する
  • 「送金額」を入力する

Coincheckからの送金手数料は、0.005ETH掛かります。

申請内容を確認し、2段階認証(Google Authenticator等)の6ケタの数字を入力します。

利用規約を確認した上で、「下記事項に同意する」にチェックを入れ、「申込みを確定する」をクリックしましょう。

以上で、Coincheckからメタマスクへの送金は完了です。

Bybit(バイビット)にMetaMask(メタマスク)のアドレス(宛先)を追加し、送金する

つづいて、海外の仮想通貨取引所であるBybit(バイビット)からMetaMask(メタマスク)に暗号資産を送金する方法を解説します。

Bybitの口座開設がまだの人は、【2023年版】Bybit (バイビット) の登録・口座開設方法をわかりやすく解説で詳しく画像付きで開設方法を書いています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

送金はこちらも非常に簡単で、1ステップで完了します。

  • Bybit(バイビット)にメタマスクのアドレス(宛先)を追加し、送金する

Bybit(バイビット)にMetaMask(メタマスク)のアドレス(宛先)を追加し、送金する

Bybit(バイビット)にメタマスクのアドレス(宛先)を追加し、送金します。

メタマスクのアドレス(赤枠部分)をコピーします。

Bybitの公式サイトにログインし、「資産」(赤枠部分)から「現物」を選択します。

「出金」(赤枠部分)をクリックしましょう。

今回はマナ(MANA)を送金します。

マナ(MANA)の購入方法を知りたい人は、【Decentraland】 マナ(MANA)を購入してみよう【初心者向け】に購入方法を書きました。ぜひ参考にしてみてください。

  • 「通貨」に「MANA」を選択する
  • 「ウォレットアドレス」の「ウォレットアドレスを追加する」をクリックし、さきほどコピーしたメタマスクのアドレスを送金先として追加する
  • 「チェーンタイプ」に「ERC20」を選択する
  • 「数量」に送金したい金額を入力する
  • 「提出」をクリックする

Bybitからの送金手数料は、10MANA掛かります。

以上で、Bybitからメタマスクへの送金は完了です。

お疲れ様でした!!

まとめ

今回は、「MetaMask(メタマスク)に暗号資産を送金する方法」について、画像付きで解説しました。

初めてメタマスクへ暗号資産を送金する人でも、手順通りに行えば簡単に送金できることがおわかり頂けたのではないでしょうか。

メタマスクへの送金は簡単な反面、ウォレットアドレスにミスがあると暗号資産を紛失してしまう恐れがあります。

「パスワード」「秘密鍵」「シークレットフレーズ」の保管を厳重に行い、慎重に送金手続きを行いましょう。

また、メタマスクを作成しておけば、Decentraland(ディセントラランド)等のクリプト系メタバースで遊ぶこともできます。ぜひDecentralandにログインしてメタバースを体験してみてくださいね。

では、また。