継続するために、まずはパチンと手を叩いてみた

6月が終わったので、1か月に1度の振り返りコラムを書いていきます。

6月って、世の中的には比較的落ち着きを取り戻す月だと思うのですが、僕に関しては仕事やプライベートが、少しバタついていました。

そのため、6月は自分自身で設定している最低更新数である、6記事のみの執筆でした。
(自然検索からたどり着いてくれる読者の数は、前月比140%。いつも読んでくださり、ありがとうございます。)

時間に余裕があり、調子がいい月は、最大9記事。

時間的な余裕がなく、調子が悪い月でも、6記事。

この数字が今の僕的に無理のない、「継続」しやすい数字です。

この「継続」という言葉。なにをするにしても鍵となる言葉ですよね。

僕は、何かの成果をあげる時には、とにもかくにも「継続」だと思っている人間です。

その上で、以下の方程式が大事だと思っています。

成果 = (自分にとっての)正しい方向性 × 継続 × 時間の密度

この他にも、「元気がある・調子がいいフィールド(環境)にいいタイミングで身を置いていること」も大事だと思いますが、地に足をつけて、自分でコントロールできる範囲で考えると、まずは「継続」が大事。

ということで、今回は「継続」というテーマで、僕が普段やっていること、考えていることをカジュアルに書いていきたいと思います。(書き始めてからカタい文章になっていることに今、気付いて、反省中。)

できる限り、「方程式」とか使わない文章を書くぞー。

結論、無理しちゃだめよ

いきなり見出しで、カジュアルな文章に引き戻そうとしたことをお許しください。

結論、「継続」するポイントは「無理しちゃだめよ」です。

やはり、何かを始めようとする時ってモチベーションが上がり切ってる状態なので、「明日から毎日5km走って痩せるぞ」とか「毎日英語の勉強を最低2時間やって、海外の人と流ちょうに英語で話せるようになるぞ」とか「格闘技ジムに通って、強いパパになるぞ」とか、考えますよね。

それが、普通です。

ただ、そのような目標を立てて、続いていることって何かありますか?

おそらく、9割以上の人は途中で挫折していることと思います。

基本的に人間の意志は弱いのがデフォルトです。

辞める理由、できない理由なんて日々湧いてきますよね。

だからこそ、辞める理由、できない理由が日々湧いてきても「継続」できる仕組みを考えることがとても重要なんです。

そのためには、まずは無理をしない

無理せずに続けられる仕組みを最初に考えることが、「継続」する上で最重要ポイントとなります。

良くも悪くも継続してきた半生

そんな「継続」について偉そうに語り始めていますが、語りたくなる理由があるんです。

それは、僕は小さい頃から何事も続く(続けてしまう)という特性があります。

パッと思いつくところだと以下のとおり。

  • 野球(小1~高3までの12年)
  • ストリートダンス(人前で踊ってた年数でいうと15年)
  • 前々職のアパレル企業(14年)
  • プログラミング(100日チャレンジと題し、HTML、CSS、Javascript、PHP、WordPressの基礎理解)
  • 英会話(DMM英会話、約28,000分。ある程度話せるようになったけど、最近はさっぱり使う機会がない)
  • オートファジー(16時間断食を3年)
  • 禁煙(かれこれ9年。もはや卒煙とよぶべきか)

現在も、1年ほど前から始めたキックボクシングを週1~2ペースでまったり続けています。

この「channel IVY」もそうですね。

この特性は、一概にいいものだとは思っていません。

ストロングポイントでもあれば、ウィークポイントでもあります。(期限を決めずにだらだらやってしまうことにも繋がる特性です。やめる判断も必要。)

それに、もちろん途中でやらなくなったものもいくつかあるのですが。

しかし、自分のこれまでの人生を振り返ってみると、やはり「継続」というのが1つのキーワードになっています。

僕は根っからの怠け者

ここまで「継続しやすい」という僕の特性をつらつら書いてきましたが、僕は、めんどくさがりです。

「あー、めんどくさいなぁ」「ふー、遊びたい」といった邪念が心の内に発生することが多々あります。

しかし、やりたいことや興味のあることが色々あるので、それを上達させたいという気持ちはそれ以上に強くあります。

そして、物事を上達させるためには、結局、「継続」が大事なんです。

なので、怠け者精神を受け入れながら、そんな怠け者でも続く程度の負荷で続けます。

ごく一部の変態的な情熱と志を持っている人以外は、たいていこの怠け者の部類です。

それを自覚して、怠け者でも続く負荷でまずはやってみることをオススメします。

一般的に行動が習慣化するまでには、8週間(約2か月)掛かるといわれていますので、まずは少量の負荷で2か月を目安に続けてみましょう。

キーワードは「無理しちゃだめよ」

行動するためにパチンと手を叩く

「継続する重要性はわかっているけど、そもそも行動にうつすのが大変なんだよなー。」

そういった声が遠くから聞こえてきました(笑)。

それ、僕も同感です。

たくさんの魅力的なコンテンツがある現代において、それを制して、行動にうつすのって大変ですよね。

僕は今、フリーランスのWebマーケターとして、SEOのディレクションやライティング、SNSマーケティングのサポートをしているのですが、会社に行く必要がないので、そのスイッチを毎日自分で押さなければいけません。

想像はしていたけど、自分自身をコントロールするのはかなり大変。

さくっと仕事に集中したいのに「大谷翔平さんの今日の結果が気になるー」「昨日おすすめ表示された粗品さんのYouTubeが見たいー」「フォートナイトがしたいー」など常にたくさんの誘惑や邪念に襲われています。

そんな誘惑に揺れる人間だということを僕は理解しているので、そういった状況でも仕事モードにするために、「ある行動」をすることに決めています。

それは以下の3つ。

  • とりあえずPCデスク前に座り、パチンと手を叩く
  • 次に取り組むタスクに少しだけ手をつけておく
  • とりあえず1行だけ文章を書き始める

本当は、この他にも「祖父母の遺影に手を合わせる」「ビートとメロディーがほぼない環境音楽をかける」みたいなこともあります(笑)。

ポイントは、どれも簡単にすぐ出来るということ。これがとても大事。

まずは、とりあえず「PCデスク前に座り」、「手を叩く」というとても簡単な行動をとる。

PCに電源をとりあえず入れ、前回少しだけ手をつけていたタスクをひらく。

それについて、何か1行だけ文章を書き始める。

1つずつの負荷を軽く設定することで、いとも簡単に集中モードに切り替わります。

これは仕事における話だけではなく、なんにでも応用できます。

トレーニングジムに行って継続的に筋トレしたい人であれば、仕事の帰りに通える最寄り駅近辺のジムにする。

英会話を勉強したい人であれば、24時間いつでも空き時間に受講できるオンライン英会話にする。

といった低いハードルに設定し、さらに無理なく続けられる仕組みや、飴のようなご褒美を自分に用意しておくことで、誰でも続けられるようになります。

その行為が8週間続けば、習慣化し、やらないと気持ち悪い状態になりますので、そこまできたらこっちのものです。

集中モードに入るためのきっかけはなんでもいいので、自分に合った方法で試してみてくださいね。

おわりに

今回は、「継続」についてコラムを書きました。

たまには「ファッション」や「web3」というテーマ以外の、こういったコラムを書くのも楽しいですね。

自分自身について振り返ることができ、いい機会となりました。ここまで読んでいただきありがとうございます。

何かを実現するためには、「行動すること」と「継続すること」は避けては通れない道ですよね。

ぜひ自分なりの継続方法を見つけて、実現したいことに向かってコツコツやっていきましょう。

今後も「channel IVY」では、「ファッション」×「web3」の話題を中心に情報発信をしていきます。

では。7月も愉快にやっていきましょう!