2023年1月からマイペースに書き続けてきた、このchannel IVY。
前回の記事、【日常生活で使える】生成AI初心者にオススメのGPTs 5選で100記事目となりました。
いつもchannel IVYを読みにきてくれて、本当にありがとうございます。
このブログの読者は、実に95%の人が自然検索から読みにきてくれている方で、プライベートやSNSで繋がっている人の割合はわずか4%ほどです。(残り1%は、流入経路が不明+他サイトに貼られたリンクからの流入)
開始当初は、「メタバース」や「NFT」と、「ファッション」を絡めた記事を中心に書いていましたが、時間の経過とともに「生成AI」ネタが増えてまいりました。
基本的には、僕自身が興味があることを体験ベースで書くこと。それだけをルールとしています。
今後も「生成AI(generative ai)」、 「仮想空間(virtual space)」、「内なる世界(inner world)」の話題を中心に、時流に逆らわずに書いていく予定ですので、ぜひお楽しみいただけたら幸いです。
そんな今回は、「ブログ100記事を書くことで、得られたもの。」を書いていきます。
結論、即金性や効率的にキャリアを転がしていきたい人には絶対におすすめできません(笑)
しかし、僕にとっては今後も続けていきたいと思える、とても感慨深い経験を得ることができました。
では、いきましょう!
そもそも、効率的に人生を進めたい賢者にはおすすめしない
さて、個人ブログを100記事書いた現在の心境をさっそく伝えたいと思います。
「はっ!気づいたら100記事も書いていたのか。」
実のところ、たまたま数えたら、100記事書いていた、というのが正直なところです。
そもそも、100記事書くことを定量的な目標にしていたわけではないのですが、いざ100記事を書いたとなると後付けでジワジワ達成感がやってまいりました(笑)
これまでブログをやったことがある人ならご存じかもしれませんが、ブログには「100記事論争」というものが存在します。
簡単にいうと、「ブログで収益化をはかるなら、とりあえず100記事は書きましょう。」といった意見と、「ただ100記事書いても収益化は難しいよ。ようは、どうやって収益化をするのか、しっかりと考えた上で、ニーズのあるジャンルで質の高い記事を書けば100記事もいらないよ。」があるのです。
ここで僕としての結論。
お金を一番の目的にするのであれば、そもそもブログなんてしてる場合じゃない。
以上です。
リサーチ・執筆・画像作成・サイト運営などの、channel IVYに費やしている時間を時間給で計算したら、とてもじゃないけどやってられません。
Googleからの広告掲載費+特定の記事(暗号資産系)のみに貼っているアフィの発生額は、サーバー代・ドメイン代・生成AI系ツールやその他Webツールのランニングコスト+αくらいにしかならないのが現状です。
しかし、一番の目的がお金ではない場合。
たとえば、「自分のポートフォリオをつくりたい。」 「ブログ運営を通してWebマーケティングの基礎理解を深めたい。」 「自分の経験を人に伝えたい。」 「自分はただ書きたいんだ。」などの目的や欲がある場合、ブログはとても有効な手段です。
そして僕自身は、こういった「効率的ではないけれど、夢中になって経験したもの」が人生を彩(いろど)ってくれるのだと信じています。
そういった意味では、ブログを100記事書く行為は、あなたの人生をカラフルに染め上げてくれる助けになるでしょう。
100記事を書いて得られる3つのこと
この記事を書きながら、僕は100記事書くことで何を得られたのかを、改めて考えてみました。
継続する力、安定した文章力の向上はもちろんのこと、以下3つのことが僕にとっては大きなメリットでした。
1. 検索性の高い、自分のメディアをもつことができる
まず1つ目は、検索性の高い、自分のメディアをもつことができたことです。
簡単に説明すると、ユーザーが特定のキーワードで検索をした際に、検索画面の上部にchannel IVYの記事が表示される割合が高いメディアをつくることができたということ。
たとえば、「ダリスリー 使い方」と検索すると自然検索枠(広告の直下)の2番目にchannel IVYの記事が表示されます。(2024年6月10日現在)
また「未来から過去」や「音楽 聴かなくなった」、「adidas nft」、「フレンズ&ファミリー スニーカー」、「ミッドジャーニー 機能」など多くの検索キーワードで、1~2位に表示中です。
この検索画面の順位決定アルゴリズムについては、細かい話は割愛しますが、ようはGoogleから「あなたの記事は有益なので上位に表示しますね」という評価を意味します。
このアルゴリズムは、コンテンツの質はもちろんのこと、執筆者の信頼性や権威性、専門性、またサイトのドメイン単位の信頼性(運用歴など)も加味されます。
ある程度、ドメイン単位での評価が上がると、その効力は一瞬で下がることはほぼありません。
そのドメイン自体が資産となります。
Googleアルゴリズムの評価を得るということは、いうならば自分が希望した街の一等地に、無料で自分のショップやアトリエを出店させてもらうようなものです。(あくまでも個人ブログなので、そこまで大袈裟な話ではないですが(笑))
この評価は、たったの数記事を書いただけのサイトでは、決して得ることができるものではありません。
そして、検索アルゴリズムを理解し、ハックする知見は、Webマーケティングをおこなう上で大きな武器となります。
こういったメディアを持つこと、そしてそのアルゴリズム理解を肌で感じることができること。
これは、100記事書いてきた得られた恩恵の1つです。
2. 自分の経験を言語化する場をつくることができる
2つ目は、自分の学びや経験を、強制的に言語化する場をつくることができたこと。
読書や実際の経験などから学びを得た際に、その知識をアウトプットすることで、グッと学びの理解度が深まります。
ただ、アウトプットする場所って、実際かなり限られるのではないでしょうか。
ブログに書くという行為は、ひとりで完結する作業でありながら人に読まれる場所にアウトプットするため、しっかりと学びを整理して書く必要があります。
そういった意味でも、ブログはアウトプットの場として最高の場所です。
また、定期的に記事を書くことを日課としているため、いやでも継続的に学ぶ習慣が身につきます。
100記事くらい書いてくると、何の負荷もなく「次のchannel IVYの記事は何書こうかな…」 「ちょうどChatGPTの新機能を触ってみたところだから、もっと深掘って、記事にしよう…」といった思考が働き、学びが習慣化されてきます。
このように、学びや経験を言語化する場をつくることができ、またその学びを習慣化させることが出来るのも、100記事書くことのメリットです。
3. 自分のサイトを使って、たくさんの実験ができる
3つ目は、自分のサイトを使って、たくさんの実験ができることです。
これは、Webの仕事にこれから就きたい人や、デジタルマーケティングの仕事の理解を深めたい人にとってはとても大きなメリットといえます。
僕は、このchannel IVYを始める理由の1つが、これでした。
WebメディアやECサイト運営、マーケティングの仕事をする際には、データ解析・キーワード選定・競合分析をするために様々なツールを使います。
Googleアナリティクス・Googleサーチコンソール・Looker Studio・タグマネージャー・キーワードプランナー・ミエルカ(ヒートマップ)・エイチレフス・パスカル…など、今ざっと挙げただけでもこれだけのツールを普段から使うのが、Web担当者の仕事です。(デザイン系ツールや、資料作成ツールなども含めると、恐ろしい量のツールを使用することになります(笑))
とはいっても、Web業界に入りたての人間が、社内のアカウントでガンガン触っていくのは、なかなかハードルが高いのも事実。
そういった時に、実験の場として自分のブログやメディアをもつことはとても力を発揮してくれます。
自分のメディアであれば、自分の記事を材料にして、いくらでもツールを試すことが可能です。
なにせ、どのようにツールを触るのも自由。仮に間違った操作をしても、周りの人に何の被害も出ないで試すことができるのです。
これからWebマーケティングの仕事に就く人や、もっとWebツールを使いこなしたい人にとっては、自分のメディアをもつことを強くおすすめします。
100記事を書き終えている頃には、きっとWebツールマスターになっていることでしょう。
どこまでも個人的でフィジカルな営み
ここまでブログを100記事書くことについて、色々書いてきましたが、改めて結論です。
「ブログなんて書く必要もないし、100記事書いてもそれに見合った収益にはならない。それを踏まえて、僕は今後も書いていく。」
ブログからの直接的な収益は少なくても、それを通して得られたスキルや経験、自分のポートフォリオをもつことができる点も踏まえて、僕にとっては大きなメリットを与えてくれています。
なにより、文章を書くことが好きなんです(笑)
村上春樹さんの『職業としての小説家』というエッセイの中に「どこまでも個人的でフィジカルな営み」という章があります。
村上春樹さんはその中で、長い歳月にわたって創作活動を続けるには、持続力が必要であり、持続力を身につけるには、基礎体力が必要だと書かれていました。
僕自身、ブログを書き続けられることを1つの指標として、仕事や家庭と向き合う時間が増えた際にも、書き続ける基礎体力をつけるよう意識をしています。
間接的にですが、ブログを書くこと自体が、自分の健康管理と、仕事にも影響を及ぼしているといえるでしょう。
この、「どこまでも個人的でフィジカルな営み」を今後もマイペースで続けることで、自分の人生を豊かにするとともに、自分の書いた文章がどこかの誰かの為になったら最高に嬉しいです。
それを願って、今後もコツコツと書いていきます。
おわりに
今回は、「ブログ100記事を書くことで、得られたもの。」について書いてきました。
ブログ100記事を書くことに、どういったメリットがあるのかをおわかり頂けたと思います。
僕はこの生成AI時代において、「自分の言葉を記録する」ことはそれなりに価値のあることのように感じています。
たとえば、自分の言葉を記録しておけば、その言葉を音声に変換したり、そこから動画をつくったりも簡単にできるのです。
「自分の言葉を記録する」ことで、自分の分身をデジタルに生み出せることを考えると、自分の言葉でつづるブログにはまだまだ価値があるのではないでしょうか。
今後もこのchannel IVYでは、生成AIや、web3、瞑想など僕自身が普段から興味のあることを深掘りして書いていきます。
今後もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
では、また!