「OpenSeaでNFTアイテムの購入方法を知りたいな…」
「OpenSeaでアカウントも作ったことだし、試しにNFTを買ってみたい…」
このような疑問・悩みをもつ人に向けて、「OpenSeaのNFTアイテムを購入する方法」を画像付きで解説します。
OpenSeaでNFT作品を購入するのは、とても簡単です。
固定価格での購入の場合、3分で購入が完了します。
OpenSeaの始め方、出品方法、エアドロップ方法に関しては、以前別の記事で書きました。ぜひ下記リンクから読んでみてくださいね。
OpenSeaの基本的な使い方4部作の最後は、「NFTを買ってみよう編」です。
OpenSeaで、実際に気に入った作品を見つけたら、さっそく買ってみましょう。
NFTは自分が保有してみることで楽しさが倍増します。
その理由は、NFTはただ作品を保有する価値だけでなく、その作品によってさまざまな価値を提供してくれるからです。
そのコレクションのコミュニティへの参加権、関連作品の優先購入権、もちろん作品が人気になった時に高額で売買することだってできます。
この記事では、NFT初心者の人に向けて、できる限りわかりやすい言葉で説明していくので、安心してついてきて下さいね。
では、いきましょう!
OpenSeaの始め方
OpenSeaでNFTアイテムを購入するためには、まずアカウント作成をする必要があります。
OpenSeaのアカウント作成をするには、大きく7つの手順があります。
(※すでにアカウント作成が済んでいる人は、この項目はとばして問題ありません)
- 暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設をする
- 暗号資産(仮想通貨)取引所でイーサリアム(ETH)を購入する
- 購入したイーサリアム(ETH)をメタマスク(デジタルウォレット)に移す
- メタマスクのイーサリアム(ETH)をポリゴンネットワークに移す
- イーサリアム(ETH)からMATICにSwap(スワップ)する
- メタマスクとOpenSeaを接続する
- OpenSeaのアカウント設定をおこなう
画像付きでの解説は、【初心者向け】OpenSea(オープンシー)の始め方を解説【アカウント登録~設定まで】で詳しく書きました。ぜひそちらをお読みください。
OpenSeaでNFTを購入する3つの方法
OpenSeaでNFTを購入するには、3つの方法があります。
- 固定価格
- オークション
- オファー
固定価格
1つめは、固定価格での購入です。
これは、現オーナーが提示している価格(固定価格)での購入となります。
オーナーが提示している価格に納得ができれば、ただその金額で購入するのみなので、一番わかりやすい取引です。
NFT作品によって、支払いトークンは異なります。支払い可能なトークンをメタマスクにいれておきましょう。
オークション
2つめは、オークションでの購入です。
オークション中のアイテムは、「入札する(Price bid)」ボタンと、オークション終了までの残り時間が表示されます。
この期間内に、下記2種類の形式のどちらかによって、オークションは行われます。
- 最高額入札者に落札されるオークション形式(Sell to highest bidder)
- 価格下落制でのオークション形式(Sell with declining price)
入札のキャンセルは可能ですが、その際、ガス代(手数料)を負担しなければいけない点を注意しておきましょう。
オファー
3つめは、オファーによる購入です。
オファーでは、購入希望者から現在のオーナーへ購入したい価格を提示します。
現在のオーナーからオファーが承認されると、OpenSeaよりメールが届く流れです。
オファーをキャンセルする際は、ガス代(手数料)がかかるので注意しましょう。
OpenSeaで使用される3種類のETH
「固定価格」「オークション」「オファー」での購入の際、それぞれ使用できるトークンが異なります。
そこで、よく売買で使用されるトークンの中で、理解しておいて欲しい、イーサリアムについてここで説明しておきます。
OpenSeaで使用されるイーサリアムは、3種類。
- ノーマルなイーサリアム(黒イーサ)
- ラップしたイーサリアム(赤イーサ)
- ポリゴンネットワークのイーサリアム(紫イーサ)
ややこしく感じますが、理解しておくとスムーズに売買できます。わかりやすく解説するので安心してくださいね。
ノーマルなイーサリアム(黒イーサ)
黒イーサは、ノーマルなイーサリアム(ETH)です。
イーサリアムチェーンで「固定価格」での購入時に使用します。
メリット
- 売り上げのイーサリアム(ETH)を円に直接換金できる
- OpenSeaの中で利用者数が一番多い
デメリット
- ガス代が高い
ラップしたイーサリアム(赤イーサ)
赤イーサは、ERC-20規格にラップしたイーサリアム(WETH)です。
イーサリアムチェーンのNFT作品を入札やオファーするときに使用します。
ラップするって、どういうこと?
ここでいう「ラップ」とは、ノーマルなイーサリアム(ETH)をERC-20という規格に対応した形にすることを指します。
メリット
- ガス代が安い
- 処理速度が速い
- OpenSeaのオークションに参加できる
デメリット
- 換金するときに手数料とガス代が必要
ポリゴンチェーンのイーサリアム(紫イーサ)
紫イーサは、ERC-20規格、かつポリゴンチェーンのイーサリアム(PoS-WETH)です。
ポリゴンのNFT作品を購入したり、オファー、オークションの際に使用します。
メリット
- ガス代が安い
- 処理速度が速い
- ポリゴンのオークションに参加できる
デメリット
- 取引量が少ない
- 売り上げのイーサリアムを円に直接換金できない
黒・赤・紫イーサの交換レートは、すべて同じ価値を持ちます。
(例:1ETH=1WETH, 1WETH=1(PoS)WETH, 1ETH=1(PoS)WETH)
少し頭がすっきりしてきたのではないでしょうか。あとは、実際に売買していくことで、慣れていきましょう。
OpenSeaでNFTを購入してみよう
では、OpenSeaでNFTを購入する手順を解説していきます。
今回は、ポリゴンチェーンのNFTを購入していきましょう。
OpenSeaのアカウント作成が完了したら、購入するためにOpenSeaの公式HPにアクセスします。
(一度ログアウトした人は、右上の「ウォレットを接続」でメタマスクを接続してください)
NFT作品を色々見たい人は、画面上部の左側にあるカテゴリーから探すか、上部の検索窓にキーワードを入力して、作品を探してみましょう。
気になったコレクションページがあったら、そこから購入するアイテムを選びます。
(今回は、友人のコレクションである「Cyber Boulevard Hackers」から購入します)
購入希望のNFT作品が決まったら、そのページの「カートに追加」をクリックします。
右上のカートマークにNFTアイテムが追加されます。カートマーク(赤枠箇所)をクリックしましょう。
カート内の内容を確認して、「購入を完了」をクリックします。
メタマスクが起動します。「署名」をクリックします。
今回のNFT作品の金額は、0.02ETHだったので、「カスタム使用上限」には使用する分の「0.02」を入力しましょう。「次へ」をクリックします。
ガス代を確認して、「承認」をクリックします。
以上で購入が完了です。「購入内容を表示」をクリックしましょう。
「所有者」が「you」になっていれば、無事購入した作品が反映されています。
お疲れ様でした!
まとめ
今回は、「OpenSeaのNFTアイテムを購入する方法」について、画像付きで解説しました。
NFT作品を、簡単に購入できることがおわかり頂けたのではないでしょうか。
NFTは、保有することでその楽しさを存分に享受(きょうじゅ)できるトークンです。
ぜひ、お気に入りの作品を購入して、SNSでNFTをシェアしたり、NFTのコミュニティに飛び込んでみたりしてみてくださいね。
では、また。