2023年の1月下旬から始めた、この「channel IVY」。
3か月が経ち、自然検索で当ブログまでたどり着いてくれる人も増えてきました。いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。
もともと趣味の延長線上で始めたものではありますが、やるからには読んでくれた人の「一歩」につながる記事にしたいと常に思っています。
この3か月、「メタバース」「NFT」「暗号資産」「AI」などweb3領域×ファッションのトピックを中心に自分自身で経験して感じたこと、運用のコツ、解説記事などを書いてきました。
2022年までは、ただの好奇心でRoblox(ロブロックス)やDecentraland(ディセントラランド)でたまに遊んだり、ビットコイン、イーサリアムをほんの少しだけ保有していただけのおじさん。
そのおじさんが、この3か月はどっぷりweb3の海にもぐり、目をパチクリさせながら、新しいサービスやツールにワクワク胸をおどらせて文章をつづっています。
今回は、ブログ開始から3か月を簡単に振り返りながら、「メタバース、NFTのハードルの高さ」について簡単に書いていきますね。
メタバースへの精神的なハードルはまだまだ高い
この3か月で一番感じたことは、大半の人にとって「メタバースへの精神的なハードルはまだまだ高い」ということ。
「channel IVY」の記事に興味を示してくれて、InstagramやLINE、Slackでリプライやリアクションをくれる人はちらほらいます。
しかし、その中で実際にメタバースやNFTに触れ、試行錯誤を共にするのはごく少数。
(こういう仲間が本当に大切ですね)
リプライしてくれた人に話を聞いてみると、人それぞれの理由で一歩を踏み出せないようです。
「メタバースやNFTになんとなく興味はあるけど、今の自分には直接関係のないものに感じる。」
「しっかり学んだり体験してみたいと思っているけど、忙しくて時間がない。」
「一過性のトレンドで終わってしまうかもしれないから、とりあえず傍観(ぼうかん)している。」
どれも、わかるー!といった内容です。
というのも、実際に僕自身もそれについて心当たりがあるからです。
周りに楽しさを共有しあえる仲間がいない
メタバースやNFTに対しての一番のハードルは、「周りに楽しさを共有しあえる仲間がいない」です。
今この記事を読んでくれているあなたの周りでも、cluster(クラスター)やRoblox(ロブロックス)、Decentraland(ディセントラランド)やThe Sandbox(ザ・サンドボックス)をやっている人はほぼいないのではないでしょうか。
SNSが普及している現在において、あえてアクティブユーザー数の少ないメタバースのプラットフォームに飛び込んでいく人は、ゲーム界隈のギークか好奇心の強い一部の人のみ。
僕自身は、web3に対しての好奇心と「channel IVY」を書く名目があるので、果敢にメタバースやNFTに触れていますが、それが例外なことだと認識しています。
やはり、プラットフォームのアクティブユーザー数が増え、一緒に始める「仲間」ができない限りは、なかなか重い腰があがらないのが現状です。
ハイスペックなPCや関連機器を持っていない
ハイスペックなPCや関連機器を持っていないことも、ハードルとして考えられます。
メタバースを楽しむには、基本的にはパソコンが必要です。
clusterやRobloxは、PCだけでなくスマホからもプレイできますが、Decentralandは、スマホ対応ではありません。基本、ある程度のスペックを備えたPCからログインしないと、画面がフリーズして、楽しむどころではないのが現状です。
また、メタバースのイメージから「VRゴーグル」が必須だと思い、そこにハードルを感じている人もいます。
(これに関しては、実際「VRゴーグル」がなくても十分に楽しめるのですが)
僕自身、以前はややスペックの低いMacをメインに使用していました。しかし現在は、一般的なノートPCよりややハイスペックな以下の性能のmouse K7をメインで使用しています。
OS | Windows 11 |
CPU | Core i7-12700H |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
mouse k7くらいのスペックがあれば、DecentralandやFortnite(フォートナイト)も、スムーズにプレイできています。
20万円以上のPCを奮発して買う必要はありませんが、ストレスなく、メタバースを楽しむためには、ある程度ハイスペックなPCが必要ですね。
ここがネックになっている人もいるのが現状です。
アカウント作成に手間がかかるイメージがある
最後にもう1つ、アカウント作成に手間がかかることも、ハードルですね。
メタバースやNFT、暗号資産に触れてみようとすると、様々なアカウントを作成する必要があります。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設
- デジタルウォレット(メタマスク)のインストール・作成
- メタバースのアカウント作成
- NFTマーケットプレイスのアカウント作成
一見すると、なんだか大変そうですよね。
ただ、実際に手を動かした人ならわかると思いますが、デジタルウォレット(メタマスク)のインストール・作成だけ完了してしまえば、NFTのマーケットプレイスやクリプト系メタバースのアカウント作成はすごく簡単です。
なぜなら、メタマスクをそのプラットフォームに連携すればいいだけだから。
(基本設定は必要ですが)
非常に簡単なんですが、「難しそう」「大変そう」というイメージが、ハードルになっていることもまた事実です。
未成熟なフィールドを経験できる人は、ひと握り
結局のところ、挙げだしたら色々なハードルが出てくるのが、web3領域の現状です。
それでも僕が、web3領域のトピックに胸がおどり、このように「channel IVY」で記事を書き続けるには理由があります。
それは、ここまでバズワード化した「メタバース」や「NFT」「暗号資産」ですが、まだまだ未成熟な領域であることです。
つまり、「まだ開拓され始めたばかりのこの時期に、今後盛り上がる可能性が高いフィールドを体感できる」ということ。それはとても価値があることだと信じています。
それを1人でも多くの人とシェアしたいと思う気持ちが、この「channel IVY」の原動力です。
現在のweb3は、まだまだ黎明(れいめい)期
現在までのイーサリアムの累積ユニークアドレス数は、約2億2770万(2023年4月時点 ※出典:YCHARTS)に達しており、これは、世界人口の約2.9%にあたります。
これは、1998年のWindows98がリリースしたあたりから1999年にかけてのインターネットユーザーの割合と非常に近い数字です。
その時は、まだインターネット自体が黎明(れいめい)期でした。
つまり、メタバースやNFT、暗号資産などのweb3領域に関しても、まだまだ黎明期だといえます。
この、情報が溢れかえって、情報の価値自体が落ちまくっているこの時代に、まだ未開の地があるってワクワクしませんか?
追伸:結局フォートナイト!?
2022年から複数のメタバースを散策したり遊んだりしていますが、まさに先週から踏み入れた地が、あの「Fortnite(フォートナイト)」です。
はい。遅咲きもいいところですよね。(笑)
まだまだ超初心者な身分ですが、すでにスキマ時間ができると「Fortniteやりたい…」という病が発症し始めるようになりました。
今のところ、ゼロビルド(建築なしのバトルロイヤル)のみですが、17戦で3回ビクロイを勝ち取りました。
(これが当たり前のことなのか、誇らしいことなのかもよくわからないレベルです)
初ビクロイの際は、(嬉しくて)おじさんの変な漏れ声がリビングに響き渡り、妻がややひき気味の表情に。ゲームでここまで興奮したのはかなり久しぶりでした。
UI/UXも素晴らしく、メタバースならではの体験も提供してくれそうな期待がぷんぷんするので、当分は、フォートナイト沼にハマってしまう予感がしています。
基本的に自分自身で経験したことを記事にしているため、まだ「Fortnite(フォートナイト)」の記事は書いていませんが、そのうち、フォートナイト×ファッションの記事なども投下していくかもしれません。
その際は、ぜひお付き合いくださいね。
まとめ
サクッと3か月の振り返りを書くつもりが、長々と書いてしまいました。
ここまで読んでくれた人、本当にお付き合いいただきありがとうございます。
この「channel IVY」でなにか感じ取ってくれた人、一歩目を踏み出した人がいたらぜひ気軽にからんでくださいね。
このご縁から、web3仲間が増えることを心より願っています。