世界各地の気鋭ブランドをセレクトし、東京らしいハイブリッドスタイルを発信し続けているセレクトショップ『GR8(グレイト)』。
カニエ・ウェストやリアーナをはじめ、海外のセレブやデザイナーが足繁く通うことで知られる名店です。
そんな『GR8』が、同じく東京カルチャーを発信しているメタバースプロジェクト『遊戯苑(ユウギエン)』とコラボレーションNFTを発売しました。
コラボレーション第1弾のNFTオークションでは、8点のNFTが売りに出され、総額14.4ETH(約390 万円)で落札されました。
また第1弾の発売記念と第2弾の発売に向けて、『GR8』原宿ラフォーレ店頭にて、2023年8⽉10⽇~13日まで、店内のモニターを多⾯的に活⽤した映像表現などによる特別展⽰が行われました。
ここ最近、人気のNFTコレクションの多くは価値が下落している傾向にありますが、NFT自体の活用事例は増す一方です。
また、今回の『GR8』×『遊戯苑』のように、高感度セレクトショップとNFTプロジェクトのコラボレーションを目にする機会も増えてきました。(『2G TOKYO』×『Doodles(ドゥードルス』など)
そんな「ハイファッション」×「NFT」の機運が高まっている中での今回の『GR8』×『遊戯苑』のコラボレーション。
本記事では、そんな『GR8』×『遊戯苑』のコラボNFTについて、NFT初心者にもわかるような簡単な言葉で解説していきますので、安心して付いてきてくださいね。
遊戯苑(ユウギエン)とは
『遊戯苑(ユウギエン)』は、近未来の渋谷に建造された超高層IR施設「¥u-Gi-¥n/遊戯苑」を舞台にしたメタバースプロジェクトです。
参画メンバーは、東京を中心に活躍する80~90年代生まれの3DCGアーティスト、アートディレクター、クリエイティブディレクター、エンジニア、デザイナー、音楽家などで、さまざまなジャンルから集まったユニットとして、プロジェクトを進行しています。
遊戯苑のミッションは、TOKYO CULTUREと拡大するWeb3の可能性をつなぐ架け橋となること。
IPコンテンツ(漫画・アニメ・キャラクター・ゲームなど)の強い日本の中心地である東京から、ハイクオリティなコンテンツの発信をしているスペシャルなプロジェクトです。
『遊戯苑』には、プロジェクトとしてのストーリーがあります。
時代はデジタル経済規模が現実経済規模を凌駕した2056年。
四半世紀を超えて膨張し続けたAPESが世界を支配している。彼らは国家権力から切り離された分散型コミュニティで莫大な富を築き上げた。デジタル資産を持たない人々はFUNGIBLES(ファンジブルズ)と呼ばれ、地下で暮らすことを余儀なくされる。かつて世界中の人々が行き交う歓楽街であった東京・渋谷はAPESに買収され、メタバースにCENTRAL SHIBUYAとして再建された。
生まれ持った空さえも奪われた十代のファンジブルズにとって、APESだけが入場を許された「遊戯苑 ¥u-Gi-¥n」は、一発逆転の運命を変える唯一の場所。
ファンジブルズの少年少女たちはAPESに扮して武装し、反逆の狼煙をあげる。Re:HACKプロジェクトが始まった。
かつての遊戯を取り戻すために。
引用:遊戯苑 公式HP
遊戯苑(ユウギエン)のジェネラティブNFT
『遊戯苑』は、8,888体のジェネラティブNFTをリリースしています。
ジェネラティブNFTとは、特定のプログラムを用いて作成されるNFTのこと。
パーツ画像から自動生成できるため、大量のNFTを作成できるのが特徴です。
『遊戯苑』のNFTは、2022年10月にリリースされ、すぐに完売しました。
遊戯苑(ユウギエン)のNFTの特徴
『遊戯苑』は、ジェネラティブNFTであること以外に、大きく3つの特徴があります。
お手頃な価格
『遊戯苑』のNFTは、NFT初心者の人でも手の届く価格が特徴です。
初回ミント(販売)時の販売価格は、0.0777ETH(約2万円 ※2023年8月14日現在の相場による)と、他の人気プロジェクトと比較して、破格の売値でのスタートでした。
現在のフロア価格(最低価格)である0.1011ETH(約27,000円)は、注目度の高いNFTプロジェクトで考えるとまだまだ手の届きやすい価格といえるのではないでしょうか。
今後、価格が上昇する可能性も十分に考えられるため、気になった人は早めの購入をおすすめします。
メタバースへの進出
『遊戯苑』のロードマップによると、今後メタバースへの進出が予定されています。
その計画によると、『遊戯苑』のNFT保有者向けに限定のメタバースを提供し、ゲームやショッピング、クラブイベント等を他のユーザーと楽しむことができるとのことです。
メタバース上で、独自の通貨を使用して、独自のサービスが提供される世界。高感度な感性を持ったユーザーとそんな世界でコミュニケーションを図れるようになるのも魅力の1つです。
プロジェクト運営の信頼の高さ
3つ目の特徴として、プロジェクト運営の信頼の高さが挙げられます。
NFTアートの場合、そのNFT自体のクオリティや作者の認知度なども大事な要素ですが、一番大事な要素として、プロジェクト運営がしっかり行われているかが重要です。
CLONE Xなどのコレクションを運営しているRTFKTや、MetaSamuraiなどを運営している1Block、BAYC(Bored Ape Yacht Club)など、現在人気を博しているプロジェクトは、もれなくプロジェクトの運営やサポートが充実しています。
『遊戯苑』に関しても、「TNZ NFT DAO」と「¥u-Gi-Labs」という2つの組織が運営に携わり、Twitter、Discord、InstagramなどのSNSで、コミュニティを形成しながらプロジェクトを継続的に育てていっているのが特徴です。
そのため、今後ますますプロジェクトが大きくなり、NFTとしての価値が高まっていくことが予想されます。
GR8 × 遊戯苑のコラボNFT
2023年7月、『GR8』×『遊戯苑』のコラボNFTがリリースされました。
第1弾のこのコラボレーションでは、一般発売はなく、一定数量の購入権を抽選配布し、 購入権の保有者はフォームから購入希望NFTと、5段階で購入希望金額を選択します。
最高価格を提示した人に販売する、クローズドでのオークション販売方式が採用されました。(同額の場合は抽選)
コラボNFTとして発売されたのは合計8点のみ。
8点のNFTは、総額14.4ETH(約390万円)で落札されました。
また、ジュエリーデザイナーのKOTA OKUDAと制作したジュエリーもあわせてリリースされ、NFTとセットでフィジカルのジュエリーが発売されました。
KOTA OKUDAは、ハイジュエリーからアクセサリー、ファッションブランド等へのデザイン企画など、国内外で多岐に渡り活動しているジュエリーデザイナー。
“MONEY”をテーマに置いたコレクションやアート作品の企画・展⽰を多数⼿がけています。
カニエ・ウエストやリアーナを始めとしたセレブリティーと交流があることでも知られています。
KOTA OKUDAのジュエリーは、『GR8』原宿店内のモニターを多⾯的に活⽤した映像表現などによる『GR8 遊戯苑』の特別展⽰の期間中、店頭で見ることができました。
次の章で、実際に足を運んだ『GR8 遊戯苑』の特別展⽰について簡単に振り返っていきますね。
GR8にて開催された展示イベントに行ってみた
『GR8 遊戯苑』コラボNFTの第1弾の発売記念と第2弾の発売に向けて、『GR8』原宿の店頭にて、2023年8⽉10⽇~13日まで、店内のモニターを多⾯的に活⽤した映像表現などによる『GR8 遊戯苑』の特別展⽰が行われました。
『GR8』原宿は、ラフォーレ原宿のメインエントランス前1Fと、2.5Fの2フロアで構成された店舗です。
メインエントランス前1Fスペースでは、入ってすぐのショーケース内にKOTA OKUDAのジュエリーが展示されていました。
『GR8』のラグジュアリーストリートな世界観とマッチした展示でした。
2.5Fの店内には、いたるところの壁一面にモニターが設置され、『GR8 遊戯苑』の映像表現がランダムに映し出されていました。
『GR8 』と『遊戯苑』両者のハイプな世界観がとてもマッチしたインスタレーションでした。
遊戯苑(ユウギエン)のNFTの購入方法
『遊戯苑』のNFTは、OpenSea等のNFTマーケットプレイスで購入が可能です。
ここでは、『遊戯苑』NFTの購入に興味のある人向けに、OpenSeaでのNFTの購入の流れを簡単に説明しますね。
OpenSeaでNFTを購入するには、暗号資産(仮想通貨)取引所の口座、暗号資産の「イーサリアム(ETH)」と「デジタルウォレット(メタマスク)」が必要です。
NFTの購入手順は、大きく5つです。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設をする
- 暗号資産(仮想通貨)取引所でイーサリアム(ETH)を購入する
- 購入したイーサリアム(ETH)をメタマスク(デジタルウォレット)に移す
- メタマスクとOpenSeaを接続する
- 購入したいNFTのページにアクセスして、購入する
下記の記事で、画像付きで口座解説の方法、イーサリアムの買い方、メタマスクへの送金方法を解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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おわりに
今回は、『GR8』×『遊戯苑』のコラボNFTについて徹底解説してきました。
『遊戯苑』について、また『GR8』とコラボした8体のNFTについておわかりいただけたと思います。
『遊戯苑』のNFTは、これからメタバース展開、フィジカルグッズの販売、地方行政プロジェクトとのコラボなど幅広い展開が計画されているビッグプロジェクトです。
現在のフロア(最低)価格は、0.1011ETH(約27,000円)とNFT初心者の人でも手の届く価格となっていますので、興味のある人は、ぜひゲットしてみてくださいね。
今後もこの「channel IVY」では、『遊戯苑』の取り組みについて、引き続き記事をリリースしていく予定なのでぜひお楽しみに。
では、また。